エア・ウォーター・グリーンデザインがご提案する、新型水素発生装置
水素は様々な特徴を生かし、産業分野で広く使われていると同時に、今日においては燃料電池に代表される低炭素社会に向けた次世代エネルギーとして注目されていますが、新型水素発生装置(VHR)は製造工程でも従来機に比べCO2排出量が削減でき、環境面にも優しい水素発生装置です。
概要
水蒸気改質法は原料に天然ガスからナフサまでの軽質油を用い触媒上で水蒸気と反応させます。
VHRは業界最小のNG原単位を実現いたしました。
また、水素発生装置の従来機(VH)と比較すると、単位水素あたりのCO2排出量が10%削減でき、温室効果ガスであるCO2の削減に貢献できます。
特長
高効率な熱回収・熱利用・水素精製プロセス採用により、業界最小のNG原単位を実現
01 独自の改質管加熱構造および高温プロセスの集約(ホットボックス化)
当社独自の改質管加熱構造により均一な改質効率を実現すると共に、高温プロセスを集約し、ホットボックス化をすることで、高効率な熱の利用を実現しています。
02 徹底した熱回収プロセス
徹底した熱回収が可能なプロセスを採用しています。また、PVSAよりオフガスを回収することで天然ガスの燃料としての利用量を最小限としています。
03 精製技術
水素の精製は真空再生方式のPSA(PVSA)により、通常70~80%程度の回収率を90%以上まで向上させています。
導入事例
鋼板関連会社様
2019年8月導入 360Nm3/hr 原料:天然ガス
鋼板関連会社(2)様
2020年4月導入 360Nm3/hr 原料:天然ガス
半導体関連会社様
2020年度稼働予定 300Nm3/hr 原料:天然ガス